恋のシンドローム

「クマだよクマ」

「えっ、そんな酷い?」

慌てて手鏡で確認する。

さっき見た時はそうでもなかったんだけどな、

確かに、言われてみれば少し気になる。

「苦労してそー」

苦笑するように隣を歩くあおは、多分バカにしてる。

家から20分程度歩くとつくこの高校に投稿するのは、今年で2年目になる。

下駄箱で靴を履き替え、いつものようにあおと階段を登る。

「あ、ジャージ忘れた」

「今月2回目だぞジャージ忘れ」

「すみません藍翔様貸していただけないでしょうか」

「苦しゅうない。」