「で、どこが分かんねーの?」 部屋の中心に置かれた気持ち小さめのテーブルに二人で小狭く座る。 「えーと、ここの代入が分かんなくて」 「これ、ここの公式使うんじゃなくてこっち」 「あ、えほんとだ」 「ばーか、同じ間違えしすぎ」 また馬鹿にされた。 でもこうゆうなんでも言い合える関係が、私は心地よくて好きだ。 しばらく問題とにらめっこ。 あっという間に1時間くらい経って、時計の針は10を指していた。 「俺も課題あるし、そろそろ帰るわ」 「うん、教えてくれてありがとう」 「ん」