恋のシンドローム


「お待たせしましたー」


タオルで髪を拭きながらドアを開けると、ベットで寝転がりながらスマホをいじっているあおの姿。


「女の子のベッドに勝手に寝転がるなんて」


「何言ってんだよ今更」


そう、あおが私のベッドで寝転がるなんてよくあること。


「てか、髪ぐらい乾かしてこいよ」

髪の毛パサパサになっちゃうぞー、と付け足して。


「だって待たせてたから」

「こっち来い」


そう言ってベットに座り直して、自分の下のカーペットに手をポンポンと弾ませる。


「えいいの」


「良くなきゃ呼ばねえ」