恋のシンドローム


夕食を食べ終えてリビングでくつろぐ。

もちろんあおもまだ家にいる訳で、隣でスマホをいじっている。

「藍翔くん、お風呂湧いたから入っておいで」

「お先に失礼します」


ソファから立ち上がり脱衣所に向かうあお。

お先に失礼します、なんて、普段は私をバカにしてくる失礼な奴だけど、

礼儀だけはいっちょまえに身につけてるんだ。

リビングに私とママ2人が残される。

「りせは、藍翔くんのこと一度も、男の子として見た事はないの?」

「え?」