恋のシンドローム




手で触って分かるくらいに熱い顔を手であおぎ冷ましながら家に帰る。


葉山くんの言葉がずっと頭の中に響いてる。


やばい、落ち着かない…。



いつもより長く感じた通学路も終わりに近づき、自分の家が見えてくる。



自分の家が見えるということは、あおの家も見えてくるわけで。


葉山くんにドキドキしていて忘れていたけど、今日はあおと喧嘩していた。



またご飯食べに来ないのかな。


コンビニ飯で済ませたりしてないかな。

喧嘩したとはいえ、頭に浮かぶのはあおへの心配しかなくて。



そんな事を考えながら家に入る。