純情*ライアー


◆◇◆


――週が明けて火曜日の放課後。



学校の図書室に予約していた本を借りに来た。
誰かいると思ったら、誰もいない。


司書の先生も職員会議に出てしまっているようだ。



(せっかく来たけど、日を改めるしかないか。)


しょうがない、とため息をひとつ。

出口に足を向けた時、一学年上の男の先輩に呼び止められた。


「久しぶり。最近、全然連絡返してくれないじゃん。」


確かに。
最近気分が乗らなくてあんまり遊んでなかった。


言われて初めて、最後に遊んだ日からだいぶ期間が空いていたことに気付いた。