「今ちょっと馬鹿にしたでしょ!」 「してないよ、可愛いなって思っただけ。」 「ほら、それ!」 どこまでも広がる青空に、幸せな笑い声を響かせる。 高らかに鳴ったチャイムの音を今日だけ無視して、ずっと手を繋いでいた。 ――嘘つきな2人の遠回りな恋のお話は、これにて完結。 葛城葵が“クズ男”から“一途な男”に印象を変えて、 葉澄優里が全校女子羨望の“愛され女子”と噂されるのは 少しだけ先の、未来のお話。 純情*ライアー【完】