若干引っかかりながらも、とりあえずそれに合わせて葛城くんの胸元に手を置く。 ……ん?なんか脈拍、強…… ぽぽぽっ ――と音がするくらい急激に、葛城くんの顔が真っ赤になる。 伏していた目も落ちそうなくらい見開いて、口も引き下がっている。 「えっ?」 思わずきょとん。 固まってる間に、葛城くんが頭を抱え出した。 「う゛わぁあああ!無理!やっぱ、俺には無理!」 頭から湯気が出そうなくらい顔を蒸気させて、反対側の壁に額を擦り付けてなにやら1人で喚いてる。