推し変には、ご注意を。




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そこから私は、たくさん、たくさん、翡翠への愛を伝えた。
翡翠の大きくてしっかりとした暖かい手に両手を包まれて、夢心地になりながら話を続ける。



「今日のライブ、本当によかったよ!私ね、実はデビュー前から翡翠のファンだったの!サバ番の時からずっと好きだったの!」

「…うん、ありがとう」



私の言葉に、翡翠が穏やかに頷く。



「私の目に狂いはなかった!翡翠なら絶対にみんなの一番星になれるって思ってたから!デビュー前から翡翠を推せたこと、本当に嬉しい…!」



脳裏に翡翠を見てきた、約2年間が鮮明に浮かぶ。
サバ番で、周りの実力者たちに揉まれながら努力を重ねた、翡翠。
デビュー前、最後に行われた握手会で初めて会った、翡翠。
見事デビューを勝ち取り、初めてした、お披露目ライブでの、翡翠。

地上波ではにかむ、翡翠。
雑誌の表紙を飾る、翡翠。

そして、誰もが知る、星になった、翡翠。

全部、私の中での大切な思い出だ。