クズにはクズのやり方で

 食事の場所が決まったと私に連絡がきた。

 本間くんには了承をもらったとのことで、駅前の韓国料理屋でお昼ご飯を食べることになった。

 なんで、韓国料理屋かは分からないが、明日、駅前の改札口で待ち合わせする。

 私はお互い顔を知っている。

 本間くんと京極さんは二回目だけど、顔は知っているからまぁ、大丈夫だよね。

 冷蔵庫の扉をゆっくり開けて、缶ビールがあるか確認する。

 そこには、買いだめしていた缶ビールがあったので一缶取り出す。

 カチャと缶ビールを開けて、テレビをつける。

「……はぁ」

 ゴクゴクと喉を鳴らして、ビールを飲んだ。

 やっていたテレビ番組を観て、手を叩いて、笑った。

 ストレス解消している時に、スマホのバイブ音が鳴った。

 なんだとため息を吐いて、スマホを手に取る。

「明日、十一時に駅前で。よろしくお願い致します」

 京極さんからLINEがきた。

「……はぁ。本当に行くのか」

 ソファーにポンッとスマホを投げ出して、頭をクッションに預けた。

「……はぁ…。よし、続きを見よう」

 リモコンを手にして、ボタンを押す。

「アハハハ」

 この日はずっと笑っていた。