「私はもう、助かりませんか」 「…手は尽くします。ですが、点滴さえも受け付けなくなったときは…」 淡々としているが、どこか辛そうな医師の声に、私の心にぽっかりと穴が空いた。 私には、未来がないのかもしれない。 確かに聞こえる死の音に、私の心は静かに沈んでいった。 光のない、暗闇に。