「七海さんはゆっくりしててください」
私は促されるまま座った。
「あ、そうだ、これ買ってきたんです」
勇凛くんはリュックから雑誌を取り出した。
「てんつなぎ??」
「はい、番号順に点をつなぐと、絵とか文字がでてくるんですよ。これも景品があるんです」
また可愛いイラストの表紙。
「勇凛くんってこういうのが趣味なの?」
「いえ、病院のコンビニにそういう雑誌がたくさんあって。やってみたら面白かったので」
私のために買ってきてくれたのか。
優しさが身に染みる。
「ありがとう。勇凛くんはいい子だね」
「……年下扱いしないでください」
少し不機嫌な顔に。
「ごめんね、これから気をつける」
「いえ、俺はまだ学生で、七海さんを養える金もないんで」
「ううん、学生とか関係ないよ。勇凛くんはそのままで十分だよ」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
少し機嫌が治った。
野菜を切ったり、味噌汁を作ったりしている勇凛くんを横目に、私はてんつなぎをしていた。
「七海さん、できました」
テーブルに置かれた勇凛くんの料理。
二人で席につく。
「いただきます」
手を合わせた。
味噌汁を飲んでみた。
「美味しい!」
「よかったです」
勇凛くんみたいな、穏やかで優しい味だった。
「勇凛くんは自炊するの?」
「そうですね。簡単なものですが作ってます」
「勇凛くんはすごいな。私なんてスーパーで買ってきたものばかりだよ」
「じゃあこれからは俺が作らないといけませんね」
「いや、私も作るから」
「七海さんは仕事だけでも大変だからいいんです」
「うん……ありがとう」
勇凛くんと一緒に暮らすことを真剣に考えた。
私は促されるまま座った。
「あ、そうだ、これ買ってきたんです」
勇凛くんはリュックから雑誌を取り出した。
「てんつなぎ??」
「はい、番号順に点をつなぐと、絵とか文字がでてくるんですよ。これも景品があるんです」
また可愛いイラストの表紙。
「勇凛くんってこういうのが趣味なの?」
「いえ、病院のコンビニにそういう雑誌がたくさんあって。やってみたら面白かったので」
私のために買ってきてくれたのか。
優しさが身に染みる。
「ありがとう。勇凛くんはいい子だね」
「……年下扱いしないでください」
少し不機嫌な顔に。
「ごめんね、これから気をつける」
「いえ、俺はまだ学生で、七海さんを養える金もないんで」
「ううん、学生とか関係ないよ。勇凛くんはそのままで十分だよ」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
少し機嫌が治った。
野菜を切ったり、味噌汁を作ったりしている勇凛くんを横目に、私はてんつなぎをしていた。
「七海さん、できました」
テーブルに置かれた勇凛くんの料理。
二人で席につく。
「いただきます」
手を合わせた。
味噌汁を飲んでみた。
「美味しい!」
「よかったです」
勇凛くんみたいな、穏やかで優しい味だった。
「勇凛くんは自炊するの?」
「そうですね。簡単なものですが作ってます」
「勇凛くんはすごいな。私なんてスーパーで買ってきたものばかりだよ」
「じゃあこれからは俺が作らないといけませんね」
「いや、私も作るから」
「七海さんは仕事だけでも大変だからいいんです」
「うん……ありがとう」
勇凛くんと一緒に暮らすことを真剣に考えた。



