──夢を見ている
あれは勇凛くんと待ち合わせした日、入った居酒屋。
私と勇凛くんはカウンター席で話している。
私はほろ酔い。
「七海さん、これ」
(その紙は……婚姻届)
「え、本気なの?」
「はい。本気です」
私は梅酒を飲み干した。
「君すごいね。こんな事するなんて」
「信じてもらえないと思ったんです」
勇凛くんがじっと私を見ている。
「そうか。じゃあ書くよ」
「え?」
勇凛くんが驚いている。
私はバックからボールペンを出した。
私はスラスラ書いている。
「え、七海さん本気ですか?」
「結婚する気があるなら問題なくない?」
(何言ってるんだこの女)
私は夢の中で自分につっこんでいた。
「はい……。でも本当に俺でいいんですか?」
「うん。君真面目そうだし。私真面目な人と結婚したい」
(根拠なんて何もないのに)
「真面目な人間かはわかりませんが、俺は真剣に考えてます」
「うん、それならいいよ」
(いや、それだけじゃダメでしょ!?)
(学生だよ!?)
「え、ここ何書くの?」
「証人……みたいですね」
「何それ」
勇凛くんは調べている。
「『新郎新婦の双方が自らの意思で結婚することを第三者が証明するため、偽装結婚や一方的な提出を防ぐ目的』って書いてあります」
「そうなんだ。じゃあお店の人に書いてもらおうか」
「え!?」
あれは勇凛くんと待ち合わせした日、入った居酒屋。
私と勇凛くんはカウンター席で話している。
私はほろ酔い。
「七海さん、これ」
(その紙は……婚姻届)
「え、本気なの?」
「はい。本気です」
私は梅酒を飲み干した。
「君すごいね。こんな事するなんて」
「信じてもらえないと思ったんです」
勇凛くんがじっと私を見ている。
「そうか。じゃあ書くよ」
「え?」
勇凛くんが驚いている。
私はバックからボールペンを出した。
私はスラスラ書いている。
「え、七海さん本気ですか?」
「結婚する気があるなら問題なくない?」
(何言ってるんだこの女)
私は夢の中で自分につっこんでいた。
「はい……。でも本当に俺でいいんですか?」
「うん。君真面目そうだし。私真面目な人と結婚したい」
(根拠なんて何もないのに)
「真面目な人間かはわかりませんが、俺は真剣に考えてます」
「うん、それならいいよ」
(いや、それだけじゃダメでしょ!?)
(学生だよ!?)
「え、ここ何書くの?」
「証人……みたいですね」
「何それ」
勇凛くんは調べている。
「『新郎新婦の双方が自らの意思で結婚することを第三者が証明するため、偽装結婚や一方的な提出を防ぐ目的』って書いてあります」
「そうなんだ。じゃあお店の人に書いてもらおうか」
「え!?」



