社畜女の愛され白書〜三十路の社畜OLは出会った翌日に八才年下男子と結婚しました〜

昼食を食べ終わった後、ぼーっと窓の外を見ていた。

誰かが病室に入ってきた。

「七海さん、俺です。入っていいですか?」

勇凛くんだ。

「うん、大丈夫だよ」

カーテンを開けた勇凛くん。

「あ、顔色昨日よりよくなってますね。安心しました。」

優しく微笑む。

一晩経って見る勇凛くんは、若さが溢れて眩しかった。

何か大きな紙袋を持っている。

「何それ?」

「人生ゲームです」

「……え?」

「俺とただ一緒にいるのは退屈だと思ったので、一緒に遊べるものがあればいいなと」

「もしかして、買ってきたの?」

勇凛くんは頷いた。

「トイランドで買ってきました。」

優しい……。

でも、なぜ人生ゲーム?

病室で遊ぶにはデカすぎる!

「勇凛くん、せっかく買ってきてくて悪いんだけど、ここじゃ狭いから難しいかな……」

「デイルームの方でやってもいいと言われました」

聞いてきてたのか!

「うん、わかった。じゃあやろう」

「はい!」

勇凛くんとデイルームに移動した。