鈍感な私は愛されヒロインです!?

休み時間、私は机の片付けをしながらみんなと話していた。

「昨日に比べて、ちょっと慣れた?」
瀬名くんがからかうように笑う。

「うーん、まだ完全には慣れてないけど、すっごい楽しい!」
私はは笑顔で答えた。

黒崎くんは小さく肩をすくめながら
「……お前、意外としっかりしてるな」
とつぶやく。

月城くんは淡々と
「天然だけど、ちゃんと周りを見てる……」

私は少し照れながらも、
「そ、そうかな……」
と言った。

みんなとの距離が少しずつ縮まっていく気がして嬉しい。



昼休み、お弁当を取り出して窓際に座った。

瀬名くんが楽しそうに寄ってきて、私の弁当を覗き込む。
「ひより、その弁当めっちゃ美味そうだな」
「見せるだけならいいけど、勝手に触らないでよ」
「当然、味見もさせてもらうぜ」

黒崎くんは少し離れた席からちらりと見て、
「……なにやってんだよ、叶翔」
と言いながらも、表情が柔らかい。

月城くんは
「……なんだか、楽しそうだな」
とつぶやき、微笑みを隠せない。

私は箸を進めながらも、笑顔になる。
やっぱり、みんなといると楽しい……

瀬名くんはさらにからかって
「ちょっと、黒崎、味見だけさせろよ」
黒崎くんは渋々、でも少し嬉しそうに頷く。
「……しょうがねぇな」