あの、温厚なお父さんが?総長……。
知り合いの人と総長をした仲で親友。
私が知りたかったこと、だけど……だめだ頭で処理できない。
「あれ、氷雨先輩?それ勢いで言ったらだめなことだったのかもよ?」
「花耶ちゃん動かなくなってるんじゃが」
「花耶ぁ!!」
「……そのうち知ることならいいだろ。今のうちに驚いとけ」
「だな。同じ総長をしてる俺らを信用してお前のことを任したんだろうし、お前の考えてるであろう生活の変化みたいなもんはおとずれねぇよ」
ぽん、と頭に手を置かれ顔を上げると、初めてみたんじゃないかって思うくらい、湊くんの顔は優しかった。
「それにさ、この前みたいな干支の復活とか考えてる連中もまだいるだろうし、僕は先輩のそばにいるよっ」
「俺たち、な。ま、俺は別に二人でもいいけど」



