「いたっ」
五発分、頭に食らった。
後ろを振り向けばみんながいて。
「またよけーなこと考えてたろお前」
「先輩わかりやすいもんね。僕つけるよそれ!」
「そろえてぇんだろ?なら買えよ」
「おれは花耶に選んでもらいたいな」
「おそろい、ぼくも欲しいと思ってたんじゃよ」
嬉しい、そう感じる反面……この同居生活もいつまでか分からないし、そのうちみんなと離れたら余計だって思うかもしれない。
今はよくても、生活が変わったら──
って私が考えてしまってるから、氷雨くんの今日何度目か分からないため息が。
「……俺らをお前の父親に紹介した人、学生の頃に俺らのチームの総長であり親友で、お互いに総長してて仲良かったってお前んち行く前に聞いた。だから俺らはお前の子守りを続ける」
ん?
え?……なんて?
そうちょう……総長?私のお父さんが?



