「湊も美嵐も嫌いだぁ!!おれの女神である花耶とデートするなんて!!おそろいとか選んでもらったとか、うらやましいうらめしい!」
「あっそ、俺は花耶に嫌われなきゃいいんで困んねぇわ」
「僕も!No Damageっ!というか壱心先輩、カチューシャおそろいにできたじゃん?」
「はっ!そうだ!おれ回復!」
落ち込んだのがうそのように微笑む姿に、私たちは苦笑いを浮かべるも、氷雨くんだけため息をついた。
「うるせーな、ちょろすぎだろお前。つか、はずかしいから早く立て周り見ろ」
そうだ。人は少なくとも周りには人がちらほら。
かっこいいと五人が見られるのは分かるけど、今のさわぎに足を止めてる人もいて。
「は、早く行こ!先輩、レッツゴー」
「う、うん」
遊園地のマップを持つ美嵐くんを先頭に歩く私たち。



