「え、えっと……これ、つけよ?そのー……みんなでつけた方が楽しいかなぁ……って」
でも私は無理強いはしません、と心では思っていると、何か言おうと口を動かすも二人は無言で受け取りつけてくれた。
「ふはは、花耶先輩にはかなわないであろう!」
「ナイスじゃ美嵐」
二人から舌打ちが聞こえるも、外しはしない。
「花耶はそれでいいの?ならおれも同じのつける。……つけた!」
美嵐くんが選んでつけた私の頭に乗ったままのカチューシャと同じものを壱心くんは手に取った。……みんな可愛いな。
総長さんがつけるギャップがすごい。でも可愛いと思っても口には出さない方が正しそうだ。
そんなことを思いながら頭がプリティになってるのをながめていると、ふと湊くんの耳へ目が止まる。



