ヒミツを知るのは私だけ!?


「急に遊園地って……しかも花耶に総長五人。俺ら場違いだろ。どー考えてもな」
「ほんとそれな。メルヘン過ぎ……」

周りを見て何度もため息をついている氷雨くんと湊くんはあまり乗り気ではないみたい。まぁそうだよね……。

「いーじゃん、たまには僕たちも純粋に遊んだりしたって。それに、この前見た放送された映画の舞台、遊園地だったし!はい、先輩たちも!これつけてっ」
「パス。つかお前がかわいく言ったところで聞くわけねーだろ」
「氷雨に同意」
「えー先輩たちノリ悪いなー。おじいちゃん先輩もつけてるのに。……なら!花耶先輩しょーかん!」

壱心くんと合わせあいっこをしていると、急に美嵐くんからカチューシャを持たされ、二人の前に出された私。
きょとんとする湊くんと氷雨くん、に対して『つけて』ってかわいくお願いしてと美嵐くんから耳打ちされ、思わず顔がひきつる。