ヒミツを知るのは私だけ!?





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「あ、可愛い!先輩、それに決まり!」

同居生活ももう半年。
むかえた秋休みに、私たちはきゅうきょ遊園地へ。
最初は予定を立てようとしてたけど、壱心くんや美嵐くんが過ごすなら私と二人がいいと言い出し、家の中が少々荒れた……。
それで結局決まらず、"みんなで出かける"を条件に美嵐くんの提案でやって来たというわけだ。

小さな遊園地だけど、案外穴場で人がそこまで多くないから、ラッキーだったかも。

そして今、遊園地特製のカチューシャ選びに美嵐くんや壱心くんは夢中になってる。

「これも花耶に似合いそう……おれは花耶とおそろいにすると決めてるからゆっくり決めて。一颯はどうするの?」
「え、ぼくもつけるのかのう。その頭の」
「あったりまえでしょ!まずはこれだよ先輩」

問答無用で一颯くんはつけられたカチューシャをいじりだした。