ヒミツを知るのは私だけ!?


だよねだよね、と盛り上がりだす壱心くんたちに氷雨くんは大きく咳ばらいをして話を戻した。

「……ま、そういう計画が裏で動いてると感じていていた俺らは、集会のたびに互いのチームの情報を交換し共有してたってわけだ。そしてそいつらをどうするか話してた」

五人とも……うろついていた男の子たちのことも、チームをこえて計画が練られていたことも察してどうにかしようとしてたのに、私──


「あー!もう先輩また自分のことせめてない?ちがうからねそれ!」
「そうじゃそうじゃ」
「……え?」

美嵐くんと一颯くんにおでこをはじかれるも、ちがうとは言い切れないよ……やっぱり。
うつむきかけると、そばに来た湊くんにほおをつままれた。

「美嵐の言う通りだ。俺らには、喧嘩でも何でも、他人を巻き込まないって暗黙のルールが存在する。にもかかわらずお前が今回巻き込まれたのは百ゼロで俺らのせいなんだよ」