ヒミツを知るのは私だけ!?


そうそう、と壱心くんと氷雨くんの言葉に頷くみんな。

「そしてぼくたちをつぶし、自分らが消えた干支のチームを復活させることまで考えておったらしいからのう」
「中々計画的だったよね。僕たち、チームって言われてても裏切りなんて普通にあるし」

頷きあい、笑う美嵐くんたちだけど、私は全く笑えない。

「え、裏切りって、今回みたいなことが普通なの?」
「次の日によそのチームパーカー着てたり、喧嘩しかけられたり。逆にんなことでいちいち驚いてたら喧嘩も総長もできねぇしやれねぇよ」

さっきから総長同士で頷き共感しあってるけど、私には未知すぎる世界だ……。

「でもおれは総長している中で過去一心臓止まるかと思った……」
「ぼくも。しゃっくりより死にそうな思いしたのう。寿命ちぢんだ」
「分かる、僕も花耶先輩いないの見てすっごいあせったもん!」