ヒミツを知るのは私だけ!?


「ご……ごめんなさい。私のせいで。私は、みんなが来た時から五人が総長さんだって知ってて、でもバレないようにって、会話には気を付けてたん、だけど……」

何度か発言に怖い顔されたこともあったけど、バレることにつながるようなことは言ってない。
けどそんなこと関係ないよね。結果が全てだもの。
謝ったところで何も変えられないのは分かるけど、私には謝ることしか出来ない。


「バレるも何も、俺らは休戦協定結んでるから問題ねぇよ」


──え……?なんて?休戦……?

頭を下げ、床を見つめていた私は湊くんの言葉に思わず顔を上げてしまった。
そしたらみんなそれぞれの笑い方をしていて、より驚いてしまう私に壱心くんはやわらかい笑みで私へと視線を向ける。

「だからこそ今回こんなことが起きた。前からおれらの協定に反対してるやつも少なからずいてさ。てっぺんとるべき、とか言って。反対派のそいつらがチームをこえて集まってたんだ」
「喧嘩もしねー、平和な総長ならつぶしてしまえって、意気投合したんだろーな」