一颯くんまでそんなことを……。
「痛いけど……ねぇ見た?見た!?花耶が起きた時最初に見たのおれだよ!!おれ!!」
目をかがやかせてほこらしげな顔をする壱心くんに、みんな目をそらし聞こえないふりをしている。それでも壱心くんだけは幸せそう。
「あの……私、あれからどれくらい寝てた?」
体の節々が痛いうえに時間の感覚がない。
中々起きないって半日くらいかな?
「んー、丸一日?くらいじゃな」
「ま、丸一日!?」
そんなに私寝てたの?
「つっても、無意識のうちに目は覚めたりしてる。俺らが交代で様子見に来てた時に二言、三言と会話はしてるからな」
会話……全然覚えてない。
「まぁ交代って言っても、壱心先輩とか僕とか?おじいちゃん先輩が変なことしないように、必ず氷雨先輩か湊先輩と来てたんだけど……ね」



