「瑚白くん、買い物?」
「夜ご飯をね」
夜ご飯にコンビニ……?
「僕のお母さん結構出張が多くて、一人になること多いから。夏休み中もこうして留守番の日々ってところ」
「そうなんだ。両親とも出張多い仕事なの?」
「いや、僕は片親。父親はあまり覚えてない。出張が多いのは母親がキャリアウーマン過ぎて。おかげで生活に苦はないけど」
「キャリアウーマンかぁ、かっこいいね」
お母さん、きっと瑚白くんみたいに綺麗な人なんだろうな。
「ちなみにこのマンション、僕の家」
すぐ横のマンションを指され、見上げると中々の高さのマンションだった。
「片親のハンデなんて気にしないくらいの生活を僕にさせたいってことらしいよ」
「すごいなぁ……素敵なお母さんだね」
「今度紹介するよ。和椛のことも紹介したいし」
「そ、そう?なら、忙しくない時にでも」
「うん」



