何度か思い切って言ってみようと思ったことはあったけど、言おうとしてはなんでもないと誤魔化し、結局誰にも打ち明けることは出来なかった。
自分がこの目に抱いている『普通の人と違う目』という思いが、打ち明けた瞬間──言葉にされたら嫌で、怖くて。
珍しいもの見たさで、囲まれたりしても、と髪を伸ばし、オッドアイの目を隠すようになっていた。
中学生になってからは小学生のように早く帰れない日もあるけれど、なるべく暗くなる前に帰ったり、夜の外出もしないで、周りに気付かれないよう過ごしてる。
今の前髪の長さをキープしつつ、オッドアイのことが誰にもバレないように卒業するのが、私の目標。
あと一年をきっているから、このままいけば目標達成出来る……!!



