溺愛されるオッドアイ


けど、未だ私の背中に手をそえてる瑚白くんや和真くんは新くんの言葉に心配そうな表情になる。

「奏は強いよ。でも正直……足技だけで勝てるかは僕には分からない」
「奏先輩……無茶だけはしてほしくないな。お前もさっき暗いのに瀬名とやりあったし。ケガしてないからいいものの……」

ぎゅっと私の腕を握る和真くん。
だけど椛月の視線がこわい。
いつもなら突っ込まれたり文句のひとつが飛んでくる。
でも今はふざけてる場合じゃない。

もしもの話をすれば、Strayが負けた時に私は分からないけどStrayはMurkinessに取り込まれ、強制的に仲間にさせられることがあるかもしれない。

本当に東西どちらが最強なのか決めるだけ、ならいいけど……。
瀬名を見る感じでは、勝ち負けで終わりそうではない気がしてならない。

「蹴りだけーってことは治ってないんだ?」
「だまれ」