溺愛されるオッドアイ


目が光るせいで居場所を分からせるのを防ぐために、片目はつむった。

でも……なんで今?
暗闇にしての乱闘が目的なら、はじめからそうするはずのに……

──"警戒しろ"。

考える最中、後ろからそっと触れられた背中。

うん……分かってるよ、奏くん。

未だ奏くんのもとへは誰にも行かせてはいない。だけど、ここはMurkinessの居場所。
ここから何が起きるか分からない。
私や和真くんを檻に入れるくらいなんだから……どんな手をつかってきてもいいようにしておかないと。

見えてるかは分からないけど、大丈夫だという意を込めて頷くと、背中に触れていた手はゆっくりと離れていった。

知らされていなかったのかMurkinessの残りのメンバーたちもにわかにざわつき、たえず目を動かし状況をはあくしていると……