「和真くん!」
「……こんなんで間接的に手繋いで歩いて何してたわけ?ま、別にいーけど」
蹴られて倒れ込んだ和真くんは、私と離すように檻のすみへと追いやられてしまい、Murkiness総長の目が私へと向く。
「……Strayが君をいれた頃と、俺が懸賞をかけて探すように命令した時期が極めて近い。オレら西とお前ら東、不良同士のウワサ話は小さかろうと大きかろうとすぐに広まる」
要するに、俺らの探し人は君ってわけだよね?──と、にんまりと笑う顔。
目の前にしゃがみこまれ、寒いくらいの空間なのに背中には嫌な汗がにじんだ。
「……だんまり、か。肯定も否定もしない、ある意味かしこいやり方だねー。んーどうしよう。手荒なやり方の方がいい?話す気になる?君が本当にオッドアイなのかどうか確かめる方法を聞きたいんだけど」



