溺愛されるオッドアイ


「くっそ……!お前ら、いくぞ」

これ以上の消耗は避けたかったのか、倒れた子たちを連れて不良くんたちは去っていった。

「……はぁ」

これで通れる……って、おっと。これ以上外にいたらまずい。
なぜか私のオッドアイは完全に夜になると、猫のように光ってしまうから。
色が変わるのに加え、光るとか……本当になんなんだって感じ。
まだ沈みかけてるから、帰るまでは大丈夫だけど。他人に見られるのはさけたい。

「これで通れますねっ。ついでにたまり場もらったも同然なので、安全になる……んじゃないかなと」

その場で思いついた言葉約束だったけど、勝ったは勝った。だから譲ってもらえたってことになるわけだから……平和な場所になればいいな。

「かっこよかった!ありがとう!……あと、このクッキーあげる!」
「え、あの……」