溺愛されるオッドアイ


「シャワー終わった。今お風呂わかしてるから、順に入って」

タオルを手に戻ってきた瑚白くんは、私が座っている布団へと腰を下ろした。

「おかえりー色ちゃん。さんきゅー」
「瑚白くんありがとう」
「いいえ……ってなにこの二人。言い合ってるのに声小さいし」

女子苦手!シスコン!とひたすら言い合ってる二人をあきれた瞳で見つめる瑚白くんに、私は苦笑いを返す。

「ごめんね……声が小さいのは瑚白くんのことがあるから自然とそうしてる、と思われる……」
「別にいいけどね、熱は下がったから」
「弟くん、和真とわりと相性いいんじゃん?」
「だといいけど……」

でもこの後すぐ、ずっとあぐらをかいて見守っていた奏くんに『うるせぇ』と言われて和真くんと椛月はお互いの布団へと座った。
……顔だけ威嚇しあってるけどね。

「……ていうか、お姉……和椛はなんでこのメンツの中にいるわけ?こんなに男まみれといるとこ見たことないのに」
「え?えっと……」