ティアナside
――どれくらい、眠っていたのだろう。
重たいまぶたを開けると、白い天蓋と柔らかな光が視界に滲んだ。
「……ここ……」
自分の部屋だと理解するまで、少し時間がかかる。
喉が渇き、息を整えようとした、そのとき。
「……ティアナ」
すぐそばで、低い声がした。
ベッド脇の椅子に座っていたディランが、静かに立ち上がる。
「目が覚めたんだな」
額に手が触れ、熱を確かめる。
「……下がっている。よかった」
「……どれくらい、寝てたの?」
「丸3日だ」
その言葉に目を瞬かせ、すぐに思い出す。
「……セナは?」
ディランは、すぐに頷いた。
「心配はいらない」
「まだ目は覚ましていないが、峠は越えている」
「魔力の流れも安定している。あとは自然に目覚めるのを待つだけだ」
「……そっか……」
胸の奥が、ようやく緩む。
「君が救ったんだ」
静かな声が、はっきりと告げる。
「共鳴で彼の命をつないだ。誰にでもできることではない」
「……でも」
「同時に、君自身も限界を超えていた」
ディランは私の手を包み、少しだけ力を込めた。
「だからもう、ひとりで背負うな」
そのときだった。
――どれくらい、眠っていたのだろう。
重たいまぶたを開けると、白い天蓋と柔らかな光が視界に滲んだ。
「……ここ……」
自分の部屋だと理解するまで、少し時間がかかる。
喉が渇き、息を整えようとした、そのとき。
「……ティアナ」
すぐそばで、低い声がした。
ベッド脇の椅子に座っていたディランが、静かに立ち上がる。
「目が覚めたんだな」
額に手が触れ、熱を確かめる。
「……下がっている。よかった」
「……どれくらい、寝てたの?」
「丸3日だ」
その言葉に目を瞬かせ、すぐに思い出す。
「……セナは?」
ディランは、すぐに頷いた。
「心配はいらない」
「まだ目は覚ましていないが、峠は越えている」
「魔力の流れも安定している。あとは自然に目覚めるのを待つだけだ」
「……そっか……」
胸の奥が、ようやく緩む。
「君が救ったんだ」
静かな声が、はっきりと告げる。
「共鳴で彼の命をつないだ。誰にでもできることではない」
「……でも」
「同時に、君自身も限界を超えていた」
ディランは私の手を包み、少しだけ力を込めた。
「だからもう、ひとりで背負うな」
そのときだった。
