夜明けが世界を染めるころ

数日後 応用編。私は手に剣を握り、ディランと向かい合う。
光の魔力が指先から放たれ、ディランの魔力と重なって微かに光の輪を描く。

「よし、行くわよ!」
私が剣を振り、突きを放つ。
ディランは一歩下がりつつ、その光を共鳴させ、力を増幅。
「うまくつなげば、君の攻撃は私の魔力と一体になる」

私は息を整えながらも、連続で斬撃を繰り出す。
剣の一振りごとに、周囲の仲間たちが見守る中で魔力の波動が広がる。
「お嬢様、その調子!」
セナが駆け抜けながら声をかけ、剣の切っ先に自身の力を微かに乗せる。

「共鳴、感じる?」
私は微笑みながら、次の攻撃に移る。

「ええ……すごく……力が増すわ!」
ルイも言う。

アレンとロベルトも打ち合いながら、ティアナの共鳴を意識する。
彼女が剣を振るたびに、周囲の力が一瞬だけ強くなり、動きが鋭くなる。
私自身もまた、剣と魔力を連動させることで、ただの攻撃以上の威力を生み出していた。

ディランが横で声をかける。
「よし、次は防御に共鳴を使ってみよう。君の力で僕たち全員を支えられる」
私はは頷き、剣を構えながら集中力を高める。
「わかった……みんな、私に合わせて」

光の刃が交錯し、魔力の波動が広がる中、私は戦いながら共鳴を制御する感覚を少しずつ体得していく。
訓練場には剣の金属音と魔力の微かな震えが混ざり合い、仲間たちと共に一つの力を作り出していた。