【星野昊・行動記録(非公式)】
JSEA非公式記録ログ:2026年1月4日
観察対象:結月(仮妻)
記録者:星野 昊(宇宙飛行士・第3次長期滞在候補)
【時刻:09:58】
当方、定例ブリーフィング中に私的報告を実施。
→ 発言:「結婚しました」
→ 同僚たちの反応:過剰。
→ 香織氏、無表情を保ちながらも、資料を握る手に微細な震えを確認。
→ 当方の発言内容に対する“惚気”との指摘あり。
→ 自覚なし。
→ しかし、対象に対する肯定的感情の存在は否定できず。
【時刻:数日後 13:42】
観察対象、JSEA施設を訪問。
同僚らとの初対面。
→ 香織氏より「奥様、さぞご立派な方なんでしょうね」との発言。(同スペースにいた同僚より情報提供)
→ 対象、緊張の兆候(声量低下、姿勢硬直)
→ 当方、会議室にて発言:「彼女は、俺の誇りです」
→ 対象、顔面温度上昇。
→ 香織氏、表情に一瞬の揺らぎ。
→ 当方、発言内容に対する“照れ”を自覚。
→ しかし、事実であるため問題なし。
【時刻:翌日 12:15】
当方、対象作成の弁当を開封。
→ 卵焼き、フタに付着。
→ 同僚より冷やかしあり。
→ 当方、反論:「これは、重力の影響だ」
→ 香織氏:「言い訳になってませんよ」と指摘。
→ 当方、反論継続:「想定外の加速度がかかった」
→ 結果:笑いが発生。
→ 当方、無意識に“弁護”を試みた可能性。
→ 対象の作成物に対する“擁護欲求”の発生を確認。
【時刻:20:42】
帰宅後、対象と会話。
→ 話題:弁当事件
→ 対象:「重力のせいって、どんな言い訳ですか」
→ 当方:「事実です」
→ 対象、笑顔。
→ 対象:「持って行ってくれて、嬉しかったです」
→ 当方:「とても美味しかったです」と返答。
→ 対象、再度笑顔+「褒めました?」と確認。
→ 当方:「事実を述べただけです」と返答。
→ 心拍数上昇(当方):中程度。
→ 対象の笑顔に対する反応として、継続的な生理的変化を確認中。
【時刻:1月6日 14:10】
観察対象、施設見学中。
香織氏より、当方を一時的に呼び出す旨の伝達あり。
→ 離席中、香織氏が対象に接触。
→ 内容不明(要確認)
→ 対象、帰宅後の様子に変化あり(沈黙時間の増加、視線の回避)
→ 当方、原因の特定に至らず。
【時刻:22:18】
観察対象の誕生日。
当方、手作りの星座投影機を用意。
→ 対象、驚愕+感涙(目元を拭う動作)
→ 対象:「目に星が入っただけです」と発言。
→ 当方:「それは僕のせいですね」と返答。
→ 対象:「天然もここまで来たら満点のお星さま」
→ 意味不明。
→ しかし、対象の笑顔率:本日最大値(推定)
→ 当方の行動が、対象の情緒安定に寄与した可能性。
【時刻:1月10日 23:41】
当方、任務準備のため帰宅遅延。
リビングにて対象と遭遇。
→ 対象:「眠れなかっただけです」と発言。
→ しかし、視線の揺れ、声のトーン、呼吸の浅さより、待機していた可能性高。
→ 当方、心拍数上昇。
→ 対象の存在が、当方の精神状態に影響を与えていることを再確認。
補足観察メモ(非公式)
・観察対象の感情表現は依然として豊か。
・当方の発言に対する“笑顔反応率”は上昇傾向。
・香織氏との接触以降、対象の沈黙時間が一時的に増加。
・星座投影機の反応より、対象の“感動閾値”は予想より低い可能性。
・当方の感情変化(集中力の低下、思考の逸脱)により、任務準備に影響の兆候あり。
→ 要注意。
次回行動案:
・対象の不安要素の特定と緩和
・“満点のお星さま”の意味調査
・任務準備と感情管理の両立方法の検討
——以上。



