声を失った私と、音を失ったキミ

青春・友情

声を失った私と、音を失ったキミ
作品番号
1769732
最終更新
2025/12/21
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0

――その日、私は自分の「声」を失った。

中学3年生の香澄美雨は、姉の舞衣も通っていた県内でもトップレベルの進学校に合格するために勉強を頑張っていた。

しかし、いくら頑張っても上がらない成績、両親や学校の先生たちからの過度なプレッシャーに押しつぶされそうになる日々。

そんな時、美雨は突然声が出なくなる「心因性失声症」を発症してしまう。

医師からは精神的なストレスからくるものだと言われた美雨。

声を失ったその日から彼女の世界は一変した。

友達とのコミュニケーションも取りづらいし、授業中も筆談で答えないといけない。

今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなった美雨は、学校にも行きづらさを感じていた。

そんな美雨を心配した姉の舞衣に誘われてやって来たのは、舞衣の大学のオープンキャンパスだった。

そこで美雨は「突発性難聴」で音が聞こえなくなってしまった同い年の結城天祢と出会う。

「声」と「音」

失ったものは違うけれど似たような境遇の結城が気になり始める美雨。

そんな時、結城は美雨をとあるチャットグループに誘ってきて――。

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