同じ学年、同い年って事。
敬語は止めて、タメ口で話そうってなって。
好きな色は赤。
お父さんに彼女ができたって事。
今日はこんなイジメを受けた。
中学の修学旅行で出会った、親切な子の話。
近場に有名な心霊スポットがあるって事。
好きな食べ物、場所、動物、映画、物。
そして、ある日。
『お父さんが結婚するの』
そう切り出された文章に、私は“おめでとう!”と返す。
大切な人が幸せになってくれるのは、素敵な事だと思ったから。
雛からも“うん、ありがとう”と返信があった。
だけど。
『でもね…ちょっと悩みがあって』
雛のメッセージに私はすぐにこう返した。
『え、どうしたの?もしかして…新しくお母さんになる人と合わないの…?』
『ううん、そうじゃないよ。お母さん…メグミさんって言うんだけど、私にもスゴく優しくしてくれるの』
『そうなの?じゃあ悩みって…?』
『メグミさんね、何か宗教に入ってるみたいで…お父さんと私にも入会を進めてくるんだ。無理矢理とかじゃなくて、話の流れとかで何となく…』
___宗教。
___入会。
私の家はそういった物とは無縁だったから、ピンとこなかったんだけど…そういうのに入ってる人もいるよね。
神様に祈りを捧げる…みたいな簡単なイメージしかなかった。
だから私は___。
『嫌なら断ればいいよ。家族になるんだから』
そんな言葉しかかけてあげられなかった。
雛も“そうだよね”って言って、その話はそれきりだったんだけど…。
数ヶ月くらい経って、雛が変わってきた。



