下降していく私の体。
あぁ、ようやく終われるんだ。
これまでの事が走馬灯のように頭を流れていく。
実由。
奏。
私をイジメていた生徒達の顔。
優しかった先生。
メグミさん。
お父さん。
そしてお母さん。
私の16歳の誕生日に、事故にあって死んじゃったお母さん。
もうすぐ会えるよ。
そっちに行けるよ。
もうすぐ地面とぶつかって、私の体はぐちゃぐちゃになるんだろう。
それが目的だった。
死ぬ事が、私の目的だった。
だけど、最期の瞬間、頭に残ったのは___。
死にたくないな。
なんて。
そんな相反する物だっ___



