私の人生を変えてくれた人 番外編2




この日以降、先生は私に近づかなくなった




クラスの雰囲気も、良くなったり悪くなったり




最近はずっと悪い



私が雰囲気を変えようとすると、先生は私を睨む



まるで何もするなと言っているかのように





その度に私は何もできなくなってしまう


先生こそ………もっと私を頼ってよ………





昼休み、すぐ教室を後にする先生を追いかけた



「先生」

「………………」

一瞬振り返ってくれたが、止まってはくれなかった

「先生…!
 待って!」

「……………」

「話をさせてください
 お願いします…!」

「…………」

「このままじゃ本当に………取り返しつかなくなってしまいます……」

「………………」

「先生!」

私は先生の腕を掴んだ

「………何?」

「何じゃないです」

「離してくれ」

「離しません」

「俺は急いでる」

「私の話を聞いてください」

「………また今度な」

「それはいつですか?
 適当に言ってますよね?」

「……………」

「なんでいつも私の話、聞いてくれないんですか」

「……………………」

「私のこと嫌いですか?
 ずっと避けて…………避けるくらいなら直接言ってくださいよ…………」

「……………嫌いだ
 だからもう俺に関わらないでくれ」


そう言った先生の言葉は、とても冷たかった

「…………………」

「もういいだろ
 離してくれ」