「………先生は、消えたいですか?
ずっとここに残りたいですか?」
「…………本音を言えば残りたいよ
けど、時期が来たら消える
アイツに体戻してやらないと
……アイツの帰りを待ってる奴がいるからな」
「………私のことですか?」
「お前もだけど、他にもいるだろ
今の俺は………クラスの奴らの反感買っちゃってるしな
特に内山」
「確かに
…………真奈のこと、あまり怒らせないでください
真奈………私のために怒ってくれるんですから」
「分かってる
けど、なんか怒らしちゃう」
「先生が悪いんですよ」
「………あっそ」
「あ、拗ねた
先生って前の先生と比べると子供っぽいですよね」
「悪かったな、子供っぼくて」
「私は好きですよ、そういうところ
前の先生は………ずっと大人の対応でちょっとむかつきましたもん」
「たとえば?」
「………拗ねることとかほとんどなかったですよ
私がバカなことしてても、笑って許してくれるか、めちゃくちゃ心配してるかで
色々先回りして対応してくれたり」
「つまり、俺とは真反対ってことだな」
「優しいのは一緒ですよ
こうして………ずっと私に付き合ってくれたりとか」
「そりゃ、俺の我が儘で屋上に連れて来たわけで………
こんなところで1人にさせられないし………」


