涙を包むラベンダー(リメイク)

ふいに風が吹き、ラベンダーの香りが鼻腔を通り抜けた。

逢月姫
「この1年、いろんなことがあったよ。まだまだ話したいことがいっぱいあるの。今度、あなたが出張から帰って…きた…ら…?」

汗とは違うしずくが、私の頬を伝って落ちた。

1つ…2つ…3つ……。



逢月姫
「グス…あなたと一緒に見たかった…けど…。」

(もう少し…このままでいさせて…?)

私は心の中でそうつぶやき、つけていたエメラルドのペンダントにそっと触れた。

彼の思い出とラベンダーの香りに包まれ、幸せな時間を過ごした。