夢宮 ーある少女の悪夢晴祓録ー

 依頼者の方の前で、夢宮が大きく感情を揺らすなんて言語道断。
 宮司である父からは、何か言われてしまうかもしれない。


 それでも、あの話は聞いていて辛かった。

 意識せずに自然と泣いてしまうほど。

 
 だから、あれは本心からの涙だった…んだと思う。
 
 ………たぶん。