天体観測の日、美風は家でピアノを弾いていた。 バルコニーにはもう望遠鏡が出してあって、準備万端。 後は辺りが暗くなって、恋達がやってくるのを待つだけだ。 恋の事を思うと、美風は胸がキュッと切なくなった。 弾いているピアノ曲はクラシックで、かなり難しいが美しい曲だった。 美風は恋の事だけを思ってピアノを弾いた。