8時頃。 恋のうちからかかってきた電話に、宗介は驚いた。 恋が置き手紙を残して家出しているというのである。 『確かに家宝だったけど……別に今すぐには困らないのに。私心配で』 「……」 『宗介くんのおうちに居ないなら、恋、どこに行ったのかしら?。困ったわ。』 宗介はしかめっ面をして電話を切ると、理央や多紀や新聞部の先輩達にメールで連絡をした。