夕飯の時間になっても母親は壺を探していた。 恋は、母親と一緒に居るのが辛くなって、逃げるように自室に帰った後、決心して白い紙に置き手紙を書いた。 『壺は割りました。 ごめんなさい。 探さないでください。恋』 恋はドロン!と狐になると、狐の姿で開いていた窓から外へ飛び出した。