幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係〜





 
 
 

 


 バス停に着くと誰も並んでいなかった。
 恋達の乗るバスはあと5分ほどで到着する予定だった。


「そういや、学校の購買、メニュー変わったね。」


 理央が口を開いた。


「ティラミスとか、プリンとか、デザートが増えたの。数種類だけって聞いたけど。あとゼリーだっけ?。恋、メニューもう見た?」

「まだ見てない」

「樋山くんと上野くんって購買使う?」

「たまに。いつもは母さんの作る弁当だけど。カツサンドとかチーズバーガーとか食うよ。おにぎりとかもたまに食うけど。購買も結構おいしいよな。メニュー変わったんだ。あんまり使わないから知らなかった。恋、購買部で売ってるおばさん、西木のお母さんだよ。」

「へえ、知らなかった。僕はエビカツサンドとかベーコンのバーガーを食べるよ。野菜が入ってる方が好きなんだ。僕は弁当よりは購買の方が多いな。メニューが変わったのも知ってたよ。購買部に新しくポスター貼ってあったから。もうティラミスなら食べたことある。まあまあおいしかったかな。」

「ふーん、そうなんだ。黒王子はカツサンドで白王子はエビカツサンドかあ。樋山くんはいつも購買使うんだね。恋いつも何買う?」

「チーズバーガーかな。」


 そんな話をしているうちにバス停に音を立ててバスが到着した。