日曜日。
恋は、支度を済ませてから、宗介の家に行った。
ドアを開けてリビングに入っていくと宗介はソファに凭れて片手でケータイをいじっているところだった。
「おはよう宗介」
「おはよう」
宗介は恋をジロジロ見た。
「行くの?。今日。壁新聞の展覧会。」
「今日は理央が家まで迎えに来てくれる事になってるんだ。」
「ふーん。行ってら。」
「宗介は行かないの?」
「行ったら記事にされるのを喜んでるみたいに見えるだろ。僕はすっぱ抜かれるのはうんざりなんだから。時間の無駄。1日は大切に使うべき。恋も行かない方が良い。」
宗介は恋を無視してケータイをパチパチとタップした。
間もなくして玄関の方から宗介の家のチャイムが鳴った。


