一方で美風も恋が最近それなのを聞いていた。 もちろん宗介もだが美風も狐の恋を抱き上げるのが好きだった。 そうした方がより懇意になっている気がするからである。 「新田さん」 教室、ロッカーの前で、美風が恋に声を掛けた。 「もう1回狐の姿で外に出られる様に、練習しない?。僕と2人で。上野には内緒だよ。」 恋は複雑な顔で頷いた。