優雅に泳ぐライトアップされたクラゲの水槽の展示の前で、宗介と美風は恋が見当たらないのに気がついた。
「恋がはぐれた。ちょっと見てくる。馬鹿だからよそ見でもして歩いてたんだろ。しょうがないんだから。見つけたらなんて言ってやろうか。」
「僕も行く。多分まだそんなに離れてはいないはずだし。勝手に帰ったりするはずはいくら何でもないだろうから。この人混みで、不安がってないか心配。1人きりで何してるんだろう。」
「恋また居なくなっちゃったの?。じゃあ手分けして探さなきゃ。もうメールはした?」
「したけど返信が。あいつメールあんまりしないから。まったく。この人中で、どうしてるか心配。」
「僕電話かけてみる。」
「あ、樋山さん僕がかけますよ。」
「私達も探すわよ。この水族館結構広いし、館内放送使わないなら手間ね……。」
「みんなで探そうよ。見つかったらメールして。30分後にクラゲの展示前に集合でどう?」
宗介達は約束をしてその展示を離れた。


