幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係〜




 ついに10種類目のケーキに取りかかった時、恋は気持ちが悪くなって、とうとうテーブルに突伏してしまった。

 
「恋!」

「恋、無理するから。」

「新田さんそんなに欲張って食べたの?。無理しない方が良いのに。体壊すよ。向井、お前が勧めるから。がめついお前と新田さんは相性悪いんだよ。」

「恋、具合悪いんですか?。何で?」


 なんと20個めのケーキに手を付けていた律が不思議そうに聞いた。


「ちょっと風に当たって来たらどうかしらね?」

「……安静」

「僕も行く。」


 宗介は恋を連れて、レストランの外のロビーに出た。